世界選手権男子エリートロード、いやーすごかった…
そのオールスターキャストっぷりは「名探偵登場」「オリエント急行殺人事件」かという豪華さでした(なぜミステリー映画と比べるのか…?)。

生放送で、しかもSascha+栗村ペアの実況解説で見られるなんて!(いや、もちろんNHKで録画でやってた時もありがたかったですが)ゴール後のあの歓喜のカオスを見て我が家も興奮状態でした。九月下旬のヨーロッパにしては天気がよさそうで景色も良かったし。青空にチロル風の家屋と自転車が映えます

二位のツァベルは本当に惜しかった。他のスプリンターが置いて行かれたバルベルデを引いたサンチェスのゴール直前の飛び出しについていき一瞬どころかしばらく「いけるんじゃないか?!」とどきどきさせてくれました。バルベルデもゴール間際の戦略は成功したんですけどね。ベッティーニの意地が勝ったんでしょうか。表彰台のベッティーニさん、二人にとっても悔しいけどしょうがないなと思わせるに足る喜びようだったのか、なぜかM字開脚で両脇から持ち上げられている。可愛い32歳。

世界選前にacharincoさんが「世界選取れないといつまでもうるさそうだからベッティーニにあげておきましょうか。」と書かれていたのに「うははは」と受けつつ激しく同意していたのですが、そのとおりに勝っちゃうところがベッティーニさんのすごいところです。アルカンシェルとってもうるさそうですけどねー、というかもう本当に皆さん気にしてるところですが今後の彼のジャージはどうなるの?

あ、瑣末なところで恐縮ですが、周回を知らせるカンカン鳴らす鐘(正式名なんていうんですかね)もオフィシャルタイムキーパーのTISSOTのものだったのに感心しました。