ドーピング

ツール覇者のランディスに陽性反応
http://www.cyclingtime.com/modules/ctnews/view.php?p=3112
上げたり下げたりはWADA*1さんに任せて(WADAは上げたり下げたりする機関ではありませんが、というかこの後自体がどこに委ねられるのかも分かりませんが)事態を見守りたいと思います。
ただ、テストステロン(男性ホルモン関連の物質?)が検出されたという第17ステージのランディスの走りをテレビでとはいえ涙目になりながら見守ったものとしては、「それは自然に分泌された『漢汁(おとこじる)』なのでは?」という気がしないでもありません。笑い事でなく。
一方で、ツールから排除されたアスタナの選手は無実が確定したそうです。ドーピングは「やっていないことを証明する」のが何よりも難しいことだと思うのに、この速さで完全な無罪が確定されたのですか。コンタドールのような将来性のある選手も含まれていただけに良かったなあと思う一方、ヴィノクロフの気持ちを考えるともっと慎重にやってくれよと声を大にせずにいられません。
ウルリッヒバッソも「やっていないことを証明する」ために頭を悩ませているところだと思うのです。思いたいのです。
目を覆うでなく、耳を塞ぐでなく、情報を得つつ冷静に判断していきたいと思います。

*1:国際アンチドーピング機構 http://www.wada-ama.org/en/