しばらく間が空いてしまったツール・ド・フランス日記。
いろいろあったT-Mobileが頑張ってこの間ステージ二勝!(第三ステージのケスラーの超ロングスプリントと個人TTでのゴンチャールのものすごい走り…二位に一分差ですよ!)複雑な思いもありますが、それでも人生は続くというか、"Show must go on."という言葉が浮かんできたりもします。誰もが腐らないでいられるといいなあ。
昨日の第八ステージは休養日前の大逃げが決まりやすいステージ。見事にag2rのカルザッティがプロ三勝目、グランツール初勝利を上げました。カルザッティはお父さんがイタリア人、お母さんがフランス人だそうで(国籍はフランス)ちょっとちょっとワールドカップみたいじゃない?とわくわくしましたよ。カルザッティ、身も引き裂かれんばかりなのでは?と思ったらいろいろ考えてイタリアを応援することに決めていたそうですよ。ドライ。
なんだか最近J-sportsの谷口さんの実況がお気に入りです。最初は自転車レースのことがわからなすぎるとか、選手の名前を間違えるな!とか思っていたのですが、最近その素直で明るくてけれんみのない語り口がどんどん好きになってきました。プライドの高い人の懐にもするっと入り込んでいい感じの実況ですよ。
あと、今年は去年に比べるとプロトンの平均時速が遅いんでしょうか。いつも"YELLOW JACKET"が休止になってしまうのが残念。最近あの音の物まねをして楽しんでいます。去年は大体よそうより早くゴールしてたんだけどな。やっぱりランスは偉大だったのだな。