正直、言葉になりません。
今年に入ってから、自分自身の環境が変化して自転車ニュースは受身の立場でしか見てこられなかったのですが…もちろん、彼のことは同い年の彼のことは忘れたことなどありません。
彼をネタにしたり、彼のTTの走りの美しさを愛でることがもうできないのかと思うと虚しさにも似た気持ちが沸いてきます。

もう一度走る姿を見たかった。でも、彼はもう十分苦しんだのでしょう。
自転車と縁が切れるわけではなく、volksbankのアドバイザーとなるということなのでたまに見られるかもしれない彼の姿を心の底から楽しみにします。だって、スターだから。

彼の引退声明は苦悩はにじみ出ているものの、驚くほどクリアなものです。
http://radsportnews.net/2007/ullrich_2602_pk_erklaerung.shtml

"Ab dem Tag war nichts mehr, wie es wirklich mal vorher war."
あの日から、もう二度と以前のようにはいかなくなった。

彼の決断を受け止めるしかないとは分かっていながら、まだ現実でないような気がします。

お、落ち着いたらまた…